コンプレックスを解消しよう|ほくろ除去施術の特徴を詳しく紹介

美容と健康のための治療

ドクター

違和感があれば整形外科へ

一般的にほくろと呼ばれるものの中には、体に害のないものとあるものがあり、それぞれ除去方法が異なります。放置しても問題ないほくろは、その根の深さによって二つに分けられます。根が表皮と真皮の間まであるほくろは境界母斑、真皮の奥まで届いているほくろは真皮内母斑です。境界母斑はレーザーでも母斑細胞まで届かせることが出来るので、レーザーで焼くことで除去します。レーザーで除去すると、黒い部分以外にはダメージが入らないので、周りの細胞を傷つけることがなく、また跡を残さずに除去できます。それに対して真皮内母斑はレーザーでは取り切れないので、除去する方法は手術による切除です。ほくろだと思われている黒いできものの中には、ほくろでないものも三種類あります。一つ目は脂漏性角化症で、紫外線によって変異した細胞が増殖することでできる、イボの一種です。体に害は及ぼしませんが、見た目が非常に悪く、また非常に安く治せるので治療した方が良いです。一番安い治療方法は、液体窒素で脂漏性角化症を冷凍することで異常な細胞を破壊して治します。この方法は保険が適用されるため、公的医療保険に加入していれば負担は費用の三割となり、安く治療ができます。二つ目は基底細胞がんです。これは皮膚がんの一つで、進行するにつれて黒い腫瘍が盛り上がってきます。基底細胞がんの場合は除去しなければ転移と増殖を繰り返すので、素早い治療が必要です。治療方法は手術でがんを完全に取り切る方法がよく行われていて、皮膚以外への転移が起こりにくいことから抗がん剤の使用はあまりされません。三つ目はメラノーマです。これもがんの一種ですが、進行が急速であることと死亡率が高いことから、危険視されている病気です。死亡率が高い理由は、メラノーマが基底細胞がんと違って臓器にも転移しやすいことと、メラノーマに対しては抗がん剤が効きにくい事が挙げられます。メラノーマを除去するには、手術によって腫瘍を切除した後に、免疫療法によって体内のがん細胞も駆逐する必要があります。本物のほくろと脂漏性角化症に対しては、美容整形外科で施術を行ってもらえばより美しい自分を手に入れられます。そして二種類のがんは、外科にかからなければ治せませんが、健康のためには除去が必須です。いずれにせよ、ほくろを切除することは美容と健康に良い効果をもたらすので、ほくろが肥大して邪魔だったり違和感があったりしたら、美容整形外科を受診しましょう。そしてそこで検査を受け、自分のほくろの種類を突き止めた上で適した施術で除去しましょう。

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