現在、ほくろ除去は皮膚科・形成外科・美容皮膚科などで行っており、レーザー等を照射して簡単に除去できるイメージがあります。ただ選んだ病院によって利用できる方法は勿論の事、傷跡の仕上がり、さらに保険適用の有無も変わってくる為、どこの病院を選んでも同じと言う訳ではありません。また大きなサイズの場合はもしかしたらガンの可能性もあるので、ただ除去するだけでなく病理診断の出来る病院を受診する方がより安心です。まず、ほくろ除去する為の病院選びをする場合、何科に行けば良いかを知るところから始めるようにします。実際に除去を行っているのは前述した様に皮膚科、形成外科、美容皮膚科に大きくは分かれていますが、それぞれで特徴が違います。例えば、皮膚科はほくろの除去は行っていますが、審美面を重視した治療と言う訳ではない為、ほくろを除去したいだけの時に利用します。もちろん保険が適用される場合が多いだけでなく、そのほくろ自体が安全なものかどうかも見極めて貰うことができます。徹底的に除去してもらうことが出来るので、再発の心配がかなり低いと言うのも皮膚科の大きな特徴と言えます。形成外科は皮膚科の様にほくろの除去をするだけでなく、傷跡に対しても気を配る傾向となっており、出来るだけ傷を残したくない箇所に有るほくろ除去に適しています。またただ単に黒い状態になっているものだけでなく、血管腫や良性の腫瘍にも対応しているのも大きな特徴です。ただ審美面を重視した治療を行う場合は保険が適用されない事も有るため、その場合は治療費が高額となってしまう可能性も否めません。美容皮膚科は基本的に肌を綺麗にする事を目的として治療を行う病院となっているので、徹底的なほくろ除去は難しく、再発する事もまれにあります。また治療法自体は美容目的の物が多い為、保険が適用されない場合が他の病院に比べると多くなっているのも特徴です。しかしメスを利用した治療をする訳ではないので、ダウンタイムが殆どなく、少し気になる時等にも利用しやすい病院となっています。この様に、実際にほくろ除去を行っている病院は多数存在していますが、全ての病院が同じ方法・目的などでほくろ除去を行っているわけではありません。また治療費もそれぞれの病院で違っていることが多く、保険適用なのか適用外なのかという事でも大きく変わってきます。実際にほくろ除去を病院でしてもらいたい場合は、ただほくろ除去を行っている病院かどうかという事だけでなく、施術内容・病院の特徴などを基準として選ぶようにします。また治療費等を出来るだけ節約したいと言う時は、なるべく保険適用で治療してもらう所を選ぶと言うのも重要になって来ます。